「中高一貫校」の歴史や実態について少し学習・整理

東京では三人に一人、首都圏でも五人に一人(受験率約21%)は中学受験をしています。公立中高一貫校が全国で約150校となり将来500校近くまで増加する予定。又首都圏の私立中高一貫校は292校あり、公立中高一貫校も11校開校しています。中学受験者数の増大と中高一貫校の増加現象を分析。中高一貫校の歴史や理念、特徴、実践例を教育行政と社会の動きからも捉え、保護者の立場で分り易く解説したものを読みました。あくまで、首都圏の中学受験に対する志望校選びの選択資料(ノウハウ)であるが、大学進学実績の良さ以外の魅力と人気の理由を強調し纏めている。
「小中高校の選択幅の増大と二極化、学校選択の低年齢化に伴い、保護者の意志が全てを決める(中高一貫校の)学校選択とは一体何か」を考えさせられた。日本の教育システムの複線化と進む道、学校改革のポイントは何かに興味を強めた。これから、違う切り口から「中高一貫教育」を観て見たい。

「ダメな教師」の見分け方     ちくま新書 (547)

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日本を教育した人々 (ちくま新書)

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