学校改革に向けた管理職研修会(日本教育工学協会およびおおさか私学ネット主催)に参加して

3月5日14時から17時30分まで大阪私学会館の5階講堂で開催されました。このICT管理者向け研修会は、日本教育工学協会(JAET)が文部科学省より「先導的教育情報化推進プログラム」の委託を受けて取り組んでいる事業で、大阪私学教育情報化研究会が支援し、大阪私学の理事・校長・教頭・部長など管理職を対象に企画され、永野教授(JAET)副会長を講師に向かえ実施された。参加者・支援者は約35名でワークショップ形式で約3時間の3グループに別れ意見交換や発表も交え行われた。会場にはICT機器の展示もされ、大阪私立中高校の先端的な環境や問題点なども紹介され非常に参考になった。この様なワークショプ形式の管理職向けの研修は珍しく、主催者側の企画・運営の勉強にもなった。又参加者校の現在取り組んでいる課題(問題点)や将来に対するICT活用との関連について、管理職としての考え方と取り組みのポイントが講師から実践例を基に説明と指導された。グループ討論では教育の基本的な問題が提起され、ICT活用との関連や将来展望まではとても、共有出来なかった。この会がスタート時点であるとの認識を強く持ったが、大阪中高連また私学の質の向上に向けた場としては貴重な研修会と感じた。