京都女子中学校のウイステリアコース中3のリサーチ授業を見学して

2月18日、中3のリサーチ授業(担当八木先生)はオーストラリアをテーマ(研修旅行前)にしたチーム毎の発表会でした。7チームに分かれ、8分間のチームプレゼンテイションが行われました。ウイステリアコースでは中2生がお姉さんの中3生の発表を聞き学習する場でもありました。学内の先生方と外部の私達と中2生が聴衆者として発表を聞き評価をしました。1チーム毎に発表の後直ぐ、八木先生から中3生の他のチームから感想・意見を数名からか聞き、その後、中2生の数名からも感想を聞かれ、会場の雰囲気を和らげ且つ、評価の1部を皆で共有されたことは新鮮でした。凄くコミュ二ケーションを大切に言葉づかいも大切にされていました。目の前に楽しい海外研修があるとは言え、数回の授業でこれほどまでのプレゼンテイションが元気に明るく完成しているのはチームの活性化が進んでいることや役割分担等(チームワーク)が上手く機能していると感じました。

オーストラリアについてのテーマは設定したものから選択するようになっていました。テーマは「世界遺産」「日常生活」「環境」「歴史」「都市」などでしたが、興味を持って調べ、チームでストーリを創造し、4〜5枚の絵やイラストのシートを作成し(教卓提示装置と白板使用)、演出も考えて、それぞれが役割をきっちり持ち発表していました。特に声の大きさ、演出の仕方(色々な主人公・役者をこしらえて、その人(例えば、専門家や現地人など)に成り切り演技を通して、聞く人に分かり易いように訴えていました。2〜3チームは文字の大きさや量も少なく、素晴らしいイラストも書き、非常に高いプレゼンテイションに完成させていました。観客と説明者との距離をちじめる工夫を質問形式や言葉遊び等を挿入して盛り上げていました。

外部の先生から最後に評価が述べられ、?聴衆者がどれだけ分かり易く集中して聞いたか、?他の人の発表が自分達とどう違ったか、良かった点、良くなかった点を直ぐに振り返ること、?調べたことを皆で話し合い考え、伝える工夫を更に工夫して見る、そして研修に行った時、本当に実践する、?これからは更に難しいテーマ(問題)に取り組み、考え、チームワークで解決し自信を持って乗り越えて欲しいとお褒めの言葉があった。