飯豊山縦走の反省



8月8〜12日、4泊5日の予定で福島県西会津の弥平四郎から入山し、山形県の天狗平へ下山する縦走コースを夫婦で登山した。8日7時に車で大阪を出て、16時に弥平四郎到着、民宿・大阪屋さんに宿泊し、9日4時半に起床し6時祓川山荘から登り三国小屋を経て13時切合小屋に到着し宿泊。10日は5時半から縦走を開始して、本山小屋、飯豊山、駒形山、御西岳、御西小屋、天狗岳烏帽子岳、梅花皮岳を経て梅花皮小屋で宿泊。11日は5時から北股岳、門内岳、門内小屋、梶川峰、湯沢峠を経て下山し、11時15分に飯豊山荘のバス停に11時20分ぎりぎり到着し11時22分発のバス(3本/日のみ)で三国駅に出る。新潟市に出て、東横インで宿泊。12日新潟市駅から9時43分発の「SLばんえつ物語」の汽車に乗り野沢駅まで行き、13時発の西会津町デマンドバス(前日17時までに集落行きの行き先予約/5人乗車)で弥平四郎の大阪屋に自家用車を取りに行き、24時に帰宅した。
この旅は45年振りの登山で計画は早くからしていたが、夫婦で行く準備は十分出来ていなかっため多くの問題が発生した。みゆきさんの登山靴の選択について、私が軽くて履き易い布地のシューズを準備したが、9日に雨に逢い靴の先端が少し剥がれ、下山時は相当つま先が剥がれた状態で歩き難く、一度転んでしまった。又下山時道が悪く、雨にも遭遇して大変苦労して下山した。本人も本皮登山靴を自分自身で準備しなかったことを反省しているが、私も今回の登山で雨に会う確立を高く読んでいなかった点とキャラバンシューズの寿命やチェックを怠った事について反省している。山では何が起こるか分らないことを前提に準備し、且つ対処しないと大きな事故を防げないこと。高年齢と共に体力の低下をもっと意識しないと危険である事も痛感した。