北近江の小谷城跡を訪問

10日成人の日、寒い1日であったが天気も良く、伊吹山麓の大清水神社に水汲みに行った。最近では夫婦2人の生活より、飲料水や料理用の軟水もさほど量が必要で無くなり、年に2〜3回伊吹山米原に車で水汲みに行っている。お茶やコーヒ用の水としては最高に美味しい水である。昨年の夏以降、久し振りに訪れたが、さすが休日でもあり多くの人が水汲みに訪れていた。米原方面は一面雪化粧で、当日も雪が少し降っていたが積もるほどではなかった。白銀の世界できれいな景色が堪能できた。
午後3時過ぎには水汲みも約30分で終えたので、日暮れまで北近江を散策した。今年の大河ドラマ江〜姫たちの戦国〜」(ちゃちゃ、はつ、ごうの3姉妹)のふるさと浅井・小谷城跡に立ち寄り、雪のハイクを約2時間楽しんだ。伊吹町から365号線沿いに木之本・敦賀方面へ走り、姉川(古戦場)と草野川を渡り浅井町に入り、右手に山腹まで車で登る。雪のため下の駐車場から約2�・標高300mを1時間半かけ、ゆっくりと小谷城の本丸跡まで登った。小谷城跡からは北琵琶湖と竹生島が眼下にきれいに見渡せた。南には雄大な真白の伊吹山が、西に豊かな平野と湖が広がり、北には賤ヶ岳が見える落ち着いた北近江の風景でした。雪の夕暮れの山城跡は16世紀の戦国の厳しさを再現してるようでした。すぐ近くにヒドロ炭酸鉄泉の須賀谷温泉があり、体を温めるには好都合なところでした。一面が雪で相当に寒い一日でしたが、歴史を偲んて帰宅しました。